HIKASO-STD-2025-001

HIKASO

搭乗案内書

— 同じ軌道をめざす、乗員のために —

DOCUMENT ID
HIKASO-STD-2025-001
PUBLISHED: 2025
DEPARTMENT: ENGINEERING
CLASSIFICATION: RECRUITMENT
0.0
STRUCTURE

構成図

DOCUMENT STRUCTURE DIAGRAM

1.0INTRODUCTIONはじめに2.0CAREER PATHSキャリアパス3.0HUMANITY人間性と価値観4.0WORK STYLE働き方と成長環境5.0QUALIFICATIONS求める能力と人物像6.0PROCESS選考プロセス7.0ALTERNATIVE軌道をともにする仲間へ8.0APPLICATIONエントリーについて9.0FOOTNOTE補足情報◼ CORE SECTION◻ STANDARD SECTION⬚ OPTIONAL SECTION

本ドキュメントは9つのセクションで構成されています。

キャリアパス(2.0)を中心に、HIKASOの価値観と働き方が展開されます。

0.5
TABLE OF CONTENTS

目次

1.0INTRODUCTION………はじめに
2.0CAREER PATHS………キャリアパス
3.0HUMANITY………人間性と価値観
4.0WORK STYLE………働き方と成長環境
5.0QUALIFICATIONS………求める能力と人物像
6.0PROCESS………選考プロセス
7.0ALTERNATIVE………軌道をともにする仲間へ
8.0APPLICATION………エントリーについて
9.0FOOTNOTE………補足情報
1.0
INTRODUCTION

はじめに

THIS IS A RECRUITMENT FOR CREW MEMBERS

これは、乗船者の募集です。

わたしたちは今、HIKASOという船で静かに未来に向かっています。
この文書は、その船に新たに乗ってくれる仲間を探すための案内書です。

すべての人が、同じ船に乗る必要はありません。
今は別の航路にいても、将来独立して降りるとしても、構いません。
わたしたちが大切にしているのは、同じ明日を見ているかどうかということ。
つまり、軌道が合うかどうかです。

今回は、そのうえで、実際にHIKASOに乗船し、共に進んでくれる人を募集しています。
一時でも、同じ船にいてくれる方と出会えることを願っています。

未経験者歓迎 / BEGINNERS WELCOME

2.0
CAREER PATHS

目指すべき4つのキャリアパス

FOUR CAREER PATHS TO PURSUE AT HIKASO

HIKASOでは、AI時代に求められるスキルをもとに、4つのキャリアパスを定めています。

構想、体験、実装、信頼——それぞれの強みを活かしながら、役割をまたぎ、補い合う開発スタイルです。

各パスは、分断された職種ではなく、互いに影響し合う関係として設計されています。

2.1

軌道設計者

TRAJECTORY DESIGNER

※ 現職種例:PdM、サービスデザイナー、UXリサーチャー、企画職

  • プロダクトの目的や背景にある「問い」を掘り起こし、軌道として構想できる
  • 構想を、AIに指示可能な構造や仕様へと変換する
  • 抽象と実装の間に立ち、言葉、構造、プロンプト、UIを横断して整合性をとる
  • 自ら手を動かさずとも、プロダクトがどこへ向かい、どう進むかを描き出せる

見えない重力を読み解き、意図を軌道へと変える設計者

語られない目的に耳を澄ませ、プロダクトが向かうべき方向と、そのための構造を設計していく存在です。

2.2

AI駆動型クリエイティブ

AI-DRIVEN CREATIVE

※ 現職種例:UI/UXデザイナー、フロントエンドエンジニア、プロトタイパー

  • 世界観や感情からUI/UXを発想できる
  • デザイン出身でも、技術出身でもウェルカム
  • AI画像生成・UI構成・コード生成を横断的に活用できる
  • FigmaやNext.jsなどを使い、即座にプロトタイプを形にできる
  • 表現力と実装力を併せ持ち、設計書よりも体験で語れる

表現と設計を往復する造形者

感情と世界観を素材に、触れられる未来をつくる造形家のような役割です。

2.3

AIネイティブ実装者

AI NATIVE ENGINEER

※ 現職種例:フルスタックエンジニア、バックエンドエンジニア、クラウド構成エンジニア

  • AIのコード出力を読み解き、ロジックや状態遷移を判断できる
  • 要件を自然言語で構造化し、AIに適切な指示を出せる
  • アーキテクチャ全体を設計し、抽象化・分割の判断ができる
  • エラー文や挙動を冷静に検証し、修正プロンプトに反映できる
  • Next.js/Firebase/Notion/GitHub/Figmaなどを使いこなす
  • クラウドインフラ(Firebase、GCPなど)も構成要素として理解・設計できる

論理実装型エンジニア

AIとともにコードの海を航行し、アプリもインフラも一枚の設計図として描く航海士のような存在です。

2.4

品質観測者

QUALITY OBSERVER

※ 現職種例:QAエンジニア、テスト設計者、テクニカルサポート、品質保証

  • 人間の視点からの違和感やプロダクトの体温を確認できる存在
  • システムのふるまい、言葉づかい、演出のトーンにおけるズレやノイズを丁寧に見つけ出す感性
  • GPTによるコードや仕様の出力に対し、「それは本当に信頼できるか?」という視点で問いを立てる
  • ユーザーの信頼を支える構造設計や監視ロジックの整備にも関与
  • チームのなかで最も冷静な目として、開発プロセス全体にフィードバックループを生み出す

信頼と感性を担保する観測者

AIの補完ではなく、AI時代の信頼を支える静かな観測者であり続ける。

それぞれの役割が交わるとき

WHERE ROLES INTERSECT

  1. 1. 軌道設計者が、曖昧な構想や課題感を言語化・構造化する
  2. 2. AI駆動型クリエイティブが、体験や世界観をプロトタイプに落とし込む
  3. 3. AIネイティブ実装者が、構造とコードを整備し、AIと協働しながら完成させる
  4. 4. 品質観測者が、ふるまいや仕様を冷静に観察し、全体の信頼性を高める

最終的に4人が協働しながら、精度を高めてリリースへつなげる

3.0
HUMANITY

人間性と価値観

HUMANITY AND VALUES WE SEEK

人としての佇まい

キャリアやスキルの前に、
わたしたちは「どんな人と働きたいか」を大切にしています。

以下は、HIKASOが求めている人間像です。
すべてに当てはまる必要はありませんが、
いくつかがあなた自身と重なるなら、きっと一緒に働ける気がします。

  • 技術への静かな情熱を持つ方
  • 人や社会に、まなざしと敬意を向けられる方
  • 答えのない問いに向き合い、考え続ける方
  • 協調が不得手でも、人生に前向きな方
  • 楽のためには、手間や工夫を惜しまない方
  • 明日のために、今日を動かせる方
4.0
WORK STYLE

働き方と成長環境

WORK STYLE AND GROWTH ENVIRONMENT

リモートファースト環境

  • フルリモート可能(月1回程度のオフライン集会)
  • フレキシブルな勤務時間
  • Slack中心の非同期コミュニケーション
  • AIツールの積極的活用による効率化

成長環境

  • 実務を通じた学習サポート
  • AIツールの活用方法をチーム全体で共有
  • 失敗を恐れず挑戦できる環境
  • 先輩エンジニアによるメンタリング
5.0
QUALIFICATIONS

求める能力と人物像

QUALIFICATIONS AND IDEAL CANDIDATES

重視する能力

※ これらは現時点でのスキルではなく、HIKASOで身につけていただきたい能力です。
未経験からの成長を全力でサポートします。

5.1

コードの読解力

AIが生成したコードの正誤や妥当性を論理的に判断し、レビューできる力

5.2

仕様理解と課題発見力

曖昧な要件から構造を把握し、テクニカルな課題を見抜く思考力

5.3

構造設計力

全体のアーキテクチャやコンポーネント構成を描き、AIに適切な指示を出せる設計力

5.4

プロンプト構成力

自然言語で意図や構造を明確に表現し、AIを効果的に動かすためのプロンプト設計スキル

5.5

検証と改善の力

エラーや想定外の動作を冷静に捉え、再設計やプロンプト修正で解決に導ける力

こんな方も大歓迎

  • プログラミング未経験だが、AIを使って何かを作りたい
  • デザインやライティングの背景があり、技術にも興味がある
  • ビジネスサイドから技術の世界に飛び込みたい
  • 新しい時代のエンジニアリングに挑戦したい

求める人物像 × 能力 のマップ(4象限)

HIKASOでは、スキルの高さだけではなく、姿勢やまなざしを大切にしています。

以下は「能力の水準 × 意志や志向性」の2軸で、私たちが出会いたい人のイメージを整理したものです。

高いこれからあるまだ曖昧意志・姿勢スキルの水準即戦力としてチームをリードするコア人材未来のコア人材意欲と可能性を大切に育てたいまずは体験から興味を持ってもらえたらスキルを活かす目的を一緒に見つけていく

特に、スキルがまだこれからでも「向き合いたい」という意志がある方は、未来のコア人材として大切に迎えたいと考えています。

6.0
PROCESS

選考プロセス

SELECTION PROCESS

1
STEP 1

書類選考

ポートフォリオと志望動機

2
STEP 2

技術面談

技術力と設計思想の確認

3
STEP 3

カルチャー面談

価値観とビジョンの共有

4
STEP 4

オファー

条件提示と入社時期の調整

7.0
ALTERNATIVE

軌道をともにする仲間へ

FOR THOSE WHO SHARE THE SAME TRAJECTORY

副業・業務委託の方へ

今はフルタイムでの乗船が難しい方も、
わたしたちと同じ軌道を目指していると感じたら、ぜひご連絡ください。

現在の契約形態や場所に関係なく、
ともに考え、ともに形にできる時間を歓迎します。

8.0
APPLICATION

エントリーについて

HOW TO APPLY

わたしたちは「明日への軌道」を共に描く仲間を探しています。

同じ船に乗る必要はありません。
大切なのは、軌道が合うかどうか。

一時でも、同じ明日を見て、共に進んでくれる方と出会えることを願っています。

※ プログラミング未経験者も大歓迎です

エントリー方法

9.0
FOOTNOTE

補足情報

ADDITIONAL INFORMATION

ドキュメント番号

HIKASO-STD-2025-001

未経験者歓迎 / BEGINNERS WELCOME

AI時代の新しいエンジニアリングに、一緒に挑戦しませんか。